keieishi17’s diary

40年余の経営コンサルタント経験から語る

◆【経営コンサルタントの独り言】 パソコンで経営コンサルタントの差異化(差別化) 928

経営コンサルタントの独り言】 パソコンで経営コンサルタントの差異化(差別化) 928

 

二兎を追うブログ 

経営コンサルタントのプロや準備中の人だけではなく、経営者・管理職などにも読んでいただける二兎を追うブログで、毎日複数回つぶやいています。

 

 

■ パソコンで経営コンサルタントの差異化(差別化) 928


 1970年代後半に、日本語OSができ、PC-8000シリーズが、パソコンの走りとして紹介されました。PC-8800シリーズで漢字が使えるようになったときに、これからは中小企業はパソコンの時代という声を上げますと、あちらこちらから講演の依頼が来ました。

 書籍出版の依頼、雑誌への原稿、等などさながら有名作家のような忙しさが私を迎えてくれました。マニアではなく、文科系の経営コンサルタントという人間がパソコンの話をするから受けたのでしょう。NECとソフトバンクにべったりという業界体質の中で私にも仕事が飛び込んできました。

 まだまだパソコンがおもちゃといわれるこのような時代から、PC-98シリーズが“ガラパゴス”現象で日本市場を席巻するまでになりました。IBMが汎用機からパソコン市場にも進出してきますと、ついにガラパゴス現象の瓦解が始まりました。

 経営コンサルタントが、本来のコンサルティング分野にITという新しい動向を前面に出しますと、他の経営コンサルタントとは違うという見方をされるようになります。

 経営コンサルタントとして、自分のアイデンティティを明確にすることの重要性を、経験を通して感じ、その中で育てられてきた結果、35年の長きにわたって経営コンサルタント業を続けて来られたのです。

 経営コンサルタントを目指す皆さん、他のコンサルティングとはひと味違う何かを見つけませんと、経営コンサルタント業界で生きていくことは難しいですよ。

 

(ドアノブ)

 

◆ ツイッターでのつぶやき 

konsarutanto

 

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■【きょうの人】 0929 叡尊 鎌倉時代中期 真言律宗を興す

■【きょうの人】 0929 叡尊 鎌倉時代中期 真言律宗を興す

 独善的な判断で、気になる人を選んでご紹介しています。

 そこに歴史や思想、人物、生き方などを感じ取って、日々の生活やビジネスに活かしてくださると幸いです。

 

 叡尊 鎌倉時代中期 真言律宗を興す


 えいそん、えいぞん
 建仁元年〈1201年〉- 正応3年8月25日〈1290年9月29日〉

 鎌倉時代中期に活動した僧で、真言律宗を興した人です。字は思円(しえん)、諡号興正菩薩(こうしょうぼさつ)です。

 興福寺の学僧・慶玄の子で、大和国添上郡箕田里(現・奈良県大和郡山市内)に生を受けました。

 建保5年(1217年)に、 醍醐寺阿闍梨・叡賢に師事して出家しました。その後、高野山に入り真言密教を学びました。

 鎌倉仏教を代表する一人で、廃れかけていた戒律を復興し、衰退していた勝宝山西大寺(南都西大寺)を再興したことで知られています。

 60歳になった弘長2年に、鎌倉幕府執権北条時頼に招かれ鎌倉に下り、広く戒を授け、また律を講じました。

 一般には、戒律・律宗復興の業績で知られていますが、叡尊の本来の意図は、権力と結びつきすぎたことから生じた真言宗僧侶の堕落からの再生を願いました。

 まず仏教教学の根本である戒律及びその教学的研究である律宗の再興にあると考えたのです。

 

◆ 【きょうの人】 バックナンバー

 歴史上で活躍したり、仏教など宗教関係の人であったり、ジャンルはいろいろですが、彼等から、学ぶところが多々ありますので、それをご紹介します。

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/b57a13cf0fc1c961c4f6eb02c2b84c9f

◆ 【今日は何の日】は、毎日発信しています。

 一年365日、毎日が何かの日です。 季節を表す日もあります。 地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。 誰かの誕生日かも知れません。 歴史上の出来事もあります。

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/b980872ee9528cb93272bed4dbeb5281

◆ 【経営コンサルタントのひとり言】

 経営コンサルタントのプロや準備中の人だけではなく、経営者・管理職などにも読んでいただける二兎を追うコンテンツで毎日つぶやいています。 

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a0db9e97e26ce845dec545bcc5fabd4e

【 注 】

 【きょうの人】は、【Wikipedia】・当該関連サイトを参照・引用して作成しています。

■【旅関連情報 今日は何の日】 9月29日 ■ 日中国交正常化の日 正常とはいえない今日が残念 ■ 洋菓子の日

【旅関連情報 今日は何の日】 9月29日 ■ 日中国交正常化の日 正常とはいえない今日が残念 ■ 洋菓子の日


 一年365日、毎日が何かの日です。
 季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。
 これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。
 独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。 詳細 ←クリック

今日は何の日インデックス】  日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます

■ 日中国交正常化の日 正常とはいえない今日が残念


 1972(昭和47)年9月29日、「日中共同声明」の調印式が北京で行われ、それを記念して「日中国交正常化の日」が制定されました。田中角栄首相と周恩来首相が署名したことはよく知られています。

 日中共同声明第9項に「貿易・海運・航空・漁業に関する協定の締結のための交渉の合意」があります。

 1974年に日中貿易協定、1975年に日中漁業協定が結ばれました。

 協定があっても、中国漁船の密漁があったり、東シナ海油田の一方的な開発をしたりと、なかなか協定通りには行きません。

 残念ながら実務協定の締結にはほど遠い状況で今日に至っています。

 

■ 洋菓子の日


 9月29日は、「洋菓子の日」です。

 フランスでは、大天使ミシェル(英名:ミカエル)の聖名祝日となっています。 ミシェルは菓子職人の守護聖人といわれていることから、三重県洋菓子協会が記念日として制定しています。

  https://www.gateaux.or.jp/c/introduction/05-mie.html


 ちなみに同協会のサイトによりますと、その活動内容は、以下のように記されています。
 (1)業界の発展と交流
 (2)業界の若手技術者の育成
 (3)業界の社会的地位の向上

 上部団体は、(一社)日本洋菓子協会連合会で、都道府県別に協会が並立している業界のようです。

 

■ 【今日は何の日】その他


◇ やっさ祭
◇ 曹洞宗両祖忌
◇ 豊後高田円福寺開山忌
◇ 洋菓子の日
◇ クリーニングの日

(ドアノブ)

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 since 1951 特定非営利活動法人・日本経営士協会


【ブログ 経営コンサルタントの育成と資格付与】

 日本経営士協会は、特定非営利活動法人として内閣府による認証を受けた経営コンサルタント団体です。1951年に誕生し、経営コンサルタント育成と経営士・士補資格付与活動を1953年から積極的に行ってきている、日本で最初に設立され、約65年もの永きにわたりまして社会貢献をしてきています。
 このブログは、主に次のような方々を対象に、時宜に即した情報を毎日、原則として複数本のブログをお届けしています。経営というのは、根底に流れいるものは、下記のいずれにも共通し、視点を変えるだけでそれを応用することができるという信念を基に、あえて三兎を追っています。

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◆【話材】 昨日09/28のつぶやき いでや、この世に生まれては、願はしかるべきことこそ多かめれ

◆【話材】 昨日09/28のつぶやき いでや、この世に生まれては、願はしかるべきことこそ多かめれ

経営コンサルタントとして感じたことを毎日複数のつぶやきをブログでお届けしています。

もし、お見落としがありましたり、昨日のブログで再度読みたいつぶやきがあるというときに便利なページです。

本日の【今日は何の日】も、つぶやき済ですので、そちらもあわせて【話材】としてご覧くださいますと幸いです。

  

曇りb26

■ 昨日は、下記のリストのようなことをつぶやきました。

konsarutanto   ◇ 昨日のつぶやき ◇ 

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 バックナンバー

■■【経営コンサルタントのお勧め図書】 「企業価値経営」を始めよう

■■【経営コンサルタントのお勧め図書】 「企業価値経営」を始めよう

 「経営コンサルタントがどのような本を、どのように読んでいるのかを教えてください」「経営コンサルタントのお勧めの本は?」という声をしばしばお聞きします。

 日本経営士協会の経営士・コンサルタントの先生方が読んでいる書籍を、毎月第4火曜日にご紹介します。

本

■  今日のおすすめ

  「企業価値経営」(伊藤 邦雄著 日本経済新聞出版)

 

本

■  企業価値経営」とは(はじめに)

 著者は、いわゆる「伊藤レポート」を通じ、日本の経済産業政策、証券市場政策に変革をもたらしました。

 2013 年 7 月に経済産業省の「持続的成長への競争力とインセンティブ~企業と投資家の望ま しい関係構築~」プロジェクトがスタートし、 2014年8月に最終報告として「伊藤レポート」 が公表されました。

 「伊藤レポート」では、◎企業と投資家の「協創」による持続的価値創造を、◎株主資本コストを上回るROEをそして資本効率革命を、等の6つ基本メッセージを発信しています。企業が「投資家との対話」を通じて「持続的成長」に向けた資金を獲得し、「企業価値」を高めていくための課題を分析し、提言をしています。

 「伊藤レポート」は、2014年2月の金融庁の「スチュアードシップ・コード」、2015年5月の法務省の「コーポレート・ガバナンス・内部統制の強化及び親子会社に関する規律の整備等を目的とする会社法改正」、2015年6月の日本証券取引所の「コーポレートガバナンス・コード」に繋がっていくのです。そして、落伍者日本の資本生産性(ROE)を、過去の平均5.2%から海外投資家の期待する資本コスト(期待収益率)の平均値7.2%を勘案し、8%以上に目標値を設定し、企業と投資家のエンゲージメントを促進し、資本効率を高める、世界市場の仲間入りを目指した道筋を創ったのです。

 更には、2016年8月に経産省に「持続的成長 に向けた長期投資(ESG・無形資産投資)研究会」が設立され、企業と投資家等の長期投資を巡る現状と課題・方策について検討が行われ、2017年10月に最終報告として「伊藤レポート2.0」が公表されました。

 「伊藤レポート2.0」では『価値協創(協調による価値創造)ガイダンス』を示し、持続的成長に繋がる中長期の企業価値向上に向けた経営ガイダンスとしました。さらに、2020年8月に、「サステナブル企業価値創造に向けた対話の実質化検討会」において、対話の実質化を進めるために、社会のサステナビリティと企業のサステナビティを同期化し、長期の時間軸の中で社会課題を経営に取り込むことで企業の稼ぐ力を強化していく「サステナビリティ・トランスフォーメーション(SX)」を提唱しました。「SX」の課題や考え方は『伊藤レポート3.0』として公表される予定です。

 著者は、これらの「伊藤レポート」シリーズをベースに、経営者向けに「(DXを除く)企業経営の最新分野」を「事例研究による体験価値」を通じて届けたいとして紹介本を公刊しました。

 紹介本では、企業価値が客観的価格としての株式時価総額にどのように反映されるかを理論的・実証的に検証しながら、あるべき企業価値経営論を展開しています。この企業価値経営論の中から、未上場企業にも参考となる「注目する企業価値経営」を次項でご紹介します。

 

本

■  私が注目した、未上場企業にも参考となる「企業価値経営」

 

【株式市場から実証される企業価値

 紹介本は、株式市場は推定企業価値と市場参加者予測要因の2つにより価格形成がされるとしています。市場が効率的との前提に立てば、株価は中長期的には将来キャッシュ・フローをベースとする理論的企業価値に収斂していくとします。

 更に、株価に反映する企業価値と会計情報の関係を次式により説明します。(次式が導かれるプロセスは、紹介本をご覧ください。ここでは結論のみを記述します。)                                   

企業価値(株価)=NOPAT(1-g/ROIC)/ (r-g)

  NOPAT=利息控除前税引後営業利益 r=資本コスト率  g=NOPAT成長率

  ROIC=投下資本利益率=利益/投下資本 

    利益=税引き後営業利益

    投下資本=株主資本+有利子負

 

 紹介本は、株価がROIC及びNOPAT成長率を変数とする企業価値と連動していることを、米・欧州・日本のS&P500指数によって実証しています。このことから、企業価値経営論の中から、未上場企業でも有益な「ROIC経営」を紹介します。

             

【未上場企業でも役に立つ「ROIC経営」―経済産業省オムロン社事例より―】

 ROIC経営のメリットは二つあります。(紹介本が引用する経済産業省資料「オムロンにおける長期の視点の経営」―下記URL―をご覧ください。)https://www.meti.go.jp/committee/kenkyukai/sansei/jizokuteki_kachi/pdf/002_05_00.pdf

 一つは、ROIC逆ツリー(左右逆さま、現場重視の帰納型ツリー)です。

 ROICは次のようにROSと投下資本回転率に分解できます。税前ROIC=営業利益/投下資本=営業利益/売上高(ROS)×売上高/投下資本(投下資本回転率)。

 ROICを分解した「ROS」「投下資本回転率」といった指標を、現場レベルの業務に直接関係するKPIに分解していくことで、現場の活動がROIC向上に直接つながります。一般的に使われているKPIと違い、的確・効率的に、企業価値向上に結びついていくのがROIC逆ツリーの特徴です。

 二つ目は、限られた資源を最適に配分するための戦略を策定するツールです。ROICと売上高成長率の2軸によるポートフォリオマネジメントを主に、伝統的なPPM(市場成長率と市場占有率の2軸によるポートフォリオ)を補助的に活用します。これによる事業単位の交叉比率(市場成長率☓市場占有率☓ROIC☓売上高成長率)の比較で、企業価値の要素を取り入れた新規参入、成長加速、構造改革、事業撤退などの経営判断を適切迅速に行い、全社の価値向上をドライブすることが出来ます。

 以上二つのメリットを増大させるのが「ROIC翻訳式」です。「翻訳式」は、財務に苦手の現場が言語でROICをより深く理解し、各人が自分ごととして捉え、自律的に活動が展開できるように進化させていくツールです。自律的活動から出てくる現場の貴重な意見を吸収し、活動を企業価値向上に直結させることが出来ます。

 

本

■  未上場企業も「企業価値経営」を実践しよう(むすび)

 紹介本は企業価値を高める経営論を展開しています。それらの経営論は、一見して上場企業向け経営論に見えますが、前項で紹介したものをはじめ未上場企業にとっても有益な経営論が展開されています。

 特に、将来IPOを目指す企業やM&Aを活用した事業構造改革を考えている企業にとっては有益です。

 

【関連資料】

http://www.glomaconj.com/joho/blog/sakaisensei20210928omron.pdf

今月の経営コンサルタントの本棚に関連した資料を

上記URLからも閲覧することができます。

 

 

本

【酒井 闊プロフィール】

 10年以上に亘り企業経営者(メガバンク関係会社社長、一部上場企業CFO)としての経験を積む。その後経営コンサルタントとして独立。

 企業経営者として培った叡智と豊富な人脈ならびに日本経営士協会の豊かな人脈を資産として、『私だけが出来るコンサルティング』をモットーに、企業経営の革新・強化を得意分野として活躍中。

 https://www.jmca.or.jp/member_meibo/2091/

 http://sakai-gm.jp/index.html

 

【 注 】

 著者からの原稿をそのまま掲載しています。読者の皆様のご判断で、自己責任で行動してください。

 

■■ 経営コンサルタントへの道 ←クリック

 経営コンサルタントを目指す人の60%が見るというサイトです。経営コンサルタント歴35年の経験から、経営コンサルタントのプロにも役に立つ情報を提供しています。

 

 

■■【経営コンサルタントのお勧め図書】 「企業価値経営」を始めよう

■■【経営コンサルタントのお勧め図書】 「企業価値経営」を始めよう

 「経営コンサルタントがどのような本を、どのように読んでいるのかを教えてください」「経営コンサルタントのお勧めの本は?」という声をしばしばお聞きします。

 日本経営士協会の経営士・コンサルタントの先生方が読んでいる書籍を、毎月第4火曜日にご紹介します。

本

■  今日のおすすめ

  「企業価値経営」(伊藤 邦雄著 日本経済新聞出版)

 

本

■  企業価値経営」とは(はじめに)

 

 著者は、いわゆる「伊藤レポート」を通じ、日本の経済産業政策、証券市場政策に変革をもたらしました。

 2013 年 7 月に経済産業省の「持続的成長への競争力とインセンティブ~企業と投資家の望ま しい関係構築~」プロジェクトがスタートし、 2014年8月に最終報告として「伊藤レポート」 が公表されました。

 「伊藤レポート」では、◎企業と投資家の「協創」による持続的価値創造を、◎株主資本コストを上回るROEをそして資本効率革命を、等の6つ基本メッセージを発信しています。企業が「投資家との対話」を通じて「持続的成長」に向けた資金を獲得し、「企業価値」を高めていくための課題を分析し、提言をしています。

 「伊藤レポート」は、2014年2月の金融庁の「スチュアードシップ・コード」、2015年5月の法務省の「コーポレート・ガバナンス・内部統制の強化及び親子会社に関する規律の整備等を目的とする会社法改正」、2015年6月の日本証券取引所の「コーポレートガバナンス・コード」に繋がっていくのです。そして、落伍者日本の資本生産性(ROE)を、過去の平均5.2%から海外投資家の期待する資本コスト(期待収益率)の平均値7.2%を勘案し、8%以上に目標値を設定し、企業と投資家のエンゲージメントを促進し、資本効率を高める、世界市場の仲間入りを目指した道筋を創ったのです。

 更には、2016年8月に経産省に「持続的成長 に向けた長期投資(ESG・無形資産投資)研究会」が設立され、企業と投資家等の長期投資を巡る現状と課題・方策について検討が行われ、2017年10月に最終報告として「伊藤レポート2.0」が公表されました。

 「伊藤レポート2.0」では『価値協創(協調による価値創造)ガイダンス』を示し、持続的成長に繋がる中長期の企業価値向上に向けた経営ガイダンスとしました。さらに、2020年8月に、「サステナブル企業価値創造に向けた対話の実質化検討会」において、対話の実質化を進めるために、社会のサステナビリティと企業のサステナビティを同期化し、長期の時間軸の中で社会課題を経営に取り込むことで企業の稼ぐ力を強化していく「サステナビリティ・トランスフォーメーション(SX)」を提唱しました。「SX」の課題や考え方は『伊藤レポート3.0』として公表される予定です。

 著者は、これらの「伊藤レポート」シリーズをベースに、経営者向けに「(DXを除く)企業経営の最新分野」を「事例研究による体験価値」を通じて届けたいとして紹介本を公刊しました。

 紹介本では、企業価値が客観的価格としての株式時価総額にどのように反映されるかを理論的・実証的に検証しながら、あるべき企業価値経営論を展開しています。この企業価値経営論の中から、未上場企業にも参考となる「注目する企業価値経営」を次項でご紹介します。

 

本

■  私が注目した、未上場企業にも参考となる「企業価値経営」

 

【株式市場から実証される企業価値

 紹介本は、株式市場は推定企業価値と市場参加者予測要因の2つにより価格形成がされるとしています。市場が効率的との前提に立てば、株価は中長期的には将来キャッシュ・フローをベースとする理論的企業価値に収斂していくとします。

 更に、株価に反映する企業価値と会計情報の関係を次式により説明します。(次式が導かれるプロセスは、紹介本をご覧ください。ここでは結論のみを記述します。)                                   

企業価値(株価)=NOPAT(1-g/ROIC)/ (r-g)

  NOPAT=利息控除前税引後営業利益 r=資本コスト率  g=NOPAT成長率

  ROIC=投下資本利益率=利益/投下資本 

    利益=税引き後営業利益

    投下資本=株主資本+有利子負

 

 紹介本は、株価がROIC及びNOPAT成長率を変数とする企業価値と連動していることを、米・欧州・日本のS&P500指数によって実証しています。このことから、企業価値経営論の中から、未上場企業でも有益な「ROIC経営」を紹介します。

             

【未上場企業でも役に立つ「ROIC経営」―経済産業省オムロン社事例より―】

 ROIC経営のメリットは二つあります。(紹介本が引用する経済産業省資料「オムロンにおける長期の視点の経営」―下記URL―をご覧ください。)https://www.meti.go.jp/committee/kenkyukai/sansei/jizokuteki_kachi/pdf/002_05_00.pdf

 一つは、ROIC逆ツリー(左右逆さま、現場重視の帰納型ツリー)です。

 ROICは次のようにROSと投下資本回転率に分解できます。税前ROIC=営業利益/投下資本=営業利益/売上高(ROS)×売上高/投下資本(投下資本回転率)。

 ROICを分解した「ROS」「投下資本回転率」といった指標を、現場レベルの業務に直接関係するKPIに分解していくことで、現場の活動がROIC向上に直接つながります。一般的に使われているKPIと違い、的確・効率的に、企業価値向上に結びついていくのがROIC逆ツリーの特徴です。

 二つ目は、限られた資源を最適に配分するための戦略を策定するツールです。ROICと売上高成長率の2軸によるポートフォリオマネジメントを主に、伝統的なPPM(市場成長率と市場占有率の2軸によるポートフォリオ)を補助的に活用します。これによる事業単位の交叉比率(市場成長率☓市場占有率☓ROIC☓売上高成長率)の比較で、企業価値の要素を取り入れた新規参入、成長加速、構造改革、事業撤退などの経営判断を適切迅速に行い、全社の価値向上をドライブすることが出来ます。

 以上二つのメリットを増大させるのが「ROIC翻訳式」です。「翻訳式」は、財務に苦手の現場が言語でROICをより深く理解し、各人が自分ごととして捉え、自律的に活動が展開できるように進化させていくツールです。自律的活動から出てくる現場の貴重な意見を吸収し、活動を企業価値向上に直結させることが出来ます。

 

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■  未上場企業も「企業価値経営」を実践しよう(むすび)

 

 紹介本は企業価値を高める経営論を展開しています。それらの経営論は、一見して上場企業向け経営論に見えますが、前項で紹介したものをはじめ未上場企業にとっても有益な経営論が展開されています。

 特に、将来IPOを目指す企業やM&Aを活用した事業構造改革を考えている企業にとっては有益です。

 

【関連資料】

http://www.glomaconj.com/joho/blog/sakaisensei20210928omron.pdf

今月の経営コンサルタントの本棚に関連した資料を

上記URLからも閲覧することができます。

 

 

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【酒井 闊プロフィール】

 10年以上に亘り企業経営者(メガバンク関係会社社長、一部上場企業CFO)としての経験を積む。その後経営コンサルタントとして独立。

 企業経営者として培った叡智と豊富な人脈ならびに日本経営士協会の豊かな人脈を資産として、『私だけが出来るコンサルティング』をモットーに、企業経営の革新・強化を得意分野として活躍中。

 https://www.jmca.or.jp/member_meibo/2091/

 http://sakai-gm.jp/index.html

 

【 注 】

 著者からの原稿をそのまま掲載しています。読者の皆様のご判断で、自己責任で行動してください。

 

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【ナレーション付き映像で見るカシャリ!ひとり旅】 盛岡1 啄木と賢治の街の見どころ

【ナレーション付き映像で見るカシャリ!ひとり旅】 盛岡1 啄木と賢治の街の見どころ

 若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間か、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。

 

 旅は、時間に追われる現実からの開放、明日への糧となります。

 

 写真は、自分の記録であるとともに、お節介焼き精神から、他の人に情報提供も兼ねてとり続けてきました。

 

 何を思って撮影したのだろうか? 自分も行ってみたい・・・

 

 他の人に、そう思っていただける写真を撮りたいと思って、ライフワークとして、続けられるだけ続けてまいりたいです。

 

◇名所旧跡  グロマコン 経営コンサルタントへの道

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■■ 岩手県盛岡市 

 

 盛岡市は、岩手県の中部に位置し、岩手県の県庁所在地です。今日では、人口30万人を擁し、岩手県内最大の都市として、政治、経済、交通の中心となっています。

 東京からは、新幹線はやぶざに乗りますと2時間強で着くことができます。

 




http://www.city.morioka.iwate.jp/


市内案内板より


 岩手県の内陸部、北上盆地のほぼ中央部に位置しますが、市内中心部で、主流北上川雫石川、中津川が合流する水の都でもあります。

 

 

■ 盛岡市岩手山

 


 中心市街地からは奥羽山脈に属する岩手山が北西に、駒ケ岳が西、遠野のある早池峰山が東に見えます。

 北上川の遊歩道におりますと、正面に岩手山が見えます。あいにく、夕暮れで、天気も良くなかったこともあり、霞んで見えます。

 

■ 盛岡市材木町・イーハトーブアベニュー

 

 北上川の遊歩道を北上し、旭橋の方向に歩き出しました。

 旭橋からも岩手山が見えます。橋を渡った先、左手が、材木町の「いーはとーぶアベニュー」です。

 ハイカラな名前の付いている、材木町商店街の街路は、石畳が敷かれています。


盛岡市材木町


 宮沢賢治とその作品にちなんで「いーはとーぶアベニュー」と名付けられた商店街には、6つのモニュメントが並んで、独特の雰囲気をかもし出しています。一番手前は、宇野務作の賢治像です。

 ここ材木町へは、盛岡駅前バス乗り場より、市内循環バスの「でんでんむし号」にのり、 材木町南口で下車するとすぐのところにあります。駅から徒歩でも15分強で
行くことができます。


■ 盛岡市・駅周辺・マリオス

 だいぶ暗くなってきましたので、駅周辺で夕食を採ることにしました。その前に、盛岡駅に降り立ったら、まず西口に建つ「マリオス」の展望室に登ることを薦められていましたので、そちらに向かいました。

 眼下に盛岡駅構内を見ながら、立派な跨線橋を渡り、西口方面に向かいました。

 


観光施設の集まるマリオス前のモミュメント


 盛岡駅西口前には、岩手県盛岡市の観光関連の施設が集まった、マリオスの堂々としてビルが立ち、その前にはモニュメントもあります。

 マリオスからは、盛岡市内を360度見渡すことができます。眼下に、山と川に囲まれ、北国の澄んだ光の中で、キラキラ輝いている盛岡の街を一望できるのです。ここをおとずれることを進めてくださった知人が、「旅情をかきたてる素敵な旅」になるといっていたことを思い出します。

 盛岡の気候は、北上盆地に位置するため内陸性気候です。1924年には、37.2℃という最高気温を示し、過去最低気温は-20.6℃を記録しています。夏と冬、昼と夜とで寒暖差が大きいのは、他の盆地気候と同様です。

 南部鉄瓶でも知られていますが、安土桃山時代に入りますと、南部氏が勢力を拡大し、盛岡城を築いて以後、城下町として発達してきました。

 「盛り上がり栄える岡」の意味を持つとされ、のちに藩名も「南部」から「盛岡」へと改められました。

 

 

【 注 】

 盛岡市の映像シリーズには、たくさんの写真が紹介されていますので、是非、下記のURLよりお楽しみください。

 

盛岡を巡る 1
啄木と賢治の街の見どころ
県庁所在地・盛岡市は、南部藩の拠点、石川啄木宮沢賢治の文学と像の街

 


 「盛岡を巡る映像シリーズ」では、豊富な写真や動画を編集して、わかりやすい解説を付けて映像化しています。

 日本全国、カシャリとした写真や動画をお楽しみ下さい。

 

 【 注 】 ユーチューブだけではなく、ブログ・サイトでも紹介しています。

http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmeisho.htm

 

 

 

■ カシャリ! ひとり旅