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経営コンサルタント・経営者・管理職へのメッセージ
◆ 生き生きしている経営者・管理職はここが違う 1~10◆
~ 第一章 「管理」というのは暖かいものです ~
当メールマガジン主幹 今井 信行
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【筆者プロフィール】
Google「経営コンサルタント」キーワードトップ表示の
「コンサルタントのためのコンサルタント」
http://www.glomaconj.com/glomacontoha/profile/nobprofile.htm
バブル崩壊後、日本の経営者はあまりにも自信をなくしすぎています。「日はま
た昇る」この言葉はわれわれに勇気を与えてくれます。新興国のめざましい経済
発展を見ると自信をなくす人もいるかもしれませんが、元気な企業もたくさんあ
ります。その様な企業の経営者・管理職はどこかが違います。一般企業・組織の
方だけではなくコンサルタントの先生方にも、日常のコンサルティングのヒント
にしてくださると幸いです。
次回から第二章に入りますので、それに先立ち、第一章の概要について触れてお
きます。
■ 第一章のまとめ
「当たり前のことが当たり前にできる」ことが企業経営の基本です。「当たり前
のこと」とは何でしょうか?その「当たり前」ができるようにするにはどうした
らよいのでしょうか。
まずは、管理職が自分の任務をキチンと果たすことにより当たり前のことが当た
り前にできる企業作りが始められます。管理職にとって「管理とは暖かいもの」
と考えます。
「管理職の管理」とは部下が仕事をしやすくできるように条件や環境を整えるこ
となのです。また、管理職は、経営環境をよく見て、その変化に対応できるよう
に判断し、経営陣に進言することも必要で、経営者と社員の双方向コミュニケー
ションの円滑にすることでもあります。
管理の基本は、P-D-C-Aであることは言うまでもありませんが、原点に戻
るとP-D-Sといえます。管理をキチンと進めて行くには「共通目標・共通認
識・共通行動」がその基本です。P-D-Sのスパイラルを続けていくのがスパ
イラルマネジメントです。そのスパイラルを大きく、速くしていくことが企業成
長のスピードにつながります。
営業の基本を推進する課程で「蓄積」をすることが会社の財産、すなわちノウハ
ウであり、その会社の独自性です。これがすなわち戦略的差異化につながるので
す。蓄積の基本は標準化されたデータの集約と分析です。
営業パーソンの業績進捗管理チェックが重要です。営業パーソンの業績を上げる
ことに管理職が手を貸すこと、これが「暖かい管理」です。暖かい管理の基本は
報連相です。進捗管理は計画と実績との再チェックになり、管理職はなぜ差異が
発止したのか、原因理由を部下に考えさせ、その対応策を打ってゆきます。
営業パーソンの業績を上げることに管理職が手を貸すこと、これが、「暖かい管
理」です。暖かい管理の基本は報連相です。これが日次の営業パーソン管理の基
本です。
営業パーソンの活動の区切りは「月」となる企業が多いでしょう。そのために月
次の管理が直接実績に結びつくのです。月次管理の基本は、月次目標を明確にし
それを基に月中で進捗管理をきちんと行うことです。
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