keieishi17’s diary

40年余の経営コンサルタント経験から語る

【カシャリ!ひとり旅】 福島県 飯坂温泉 東京から二時間半 奥州三名湯の一つ 

 

  【カシャリ!ひとり旅】 福島県 飯坂温泉 東京から二時間半 奥州三名湯の一つ 

 

 

 若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間か、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。

 

 旅は、時間に追われる現実からの開放、明日への糧となります。

 

 写真は、自分の記録であるとともに、お節介焼き精神から、他の人に情報提供も兼ねてとり続けてきました。

 

 何を思って撮影したのだろうか? 自分も行ってみたい・・・

 

 他の人に、そう思っていただける写真を撮りたいと思って、ライフワークとして、続けられるだけ続けてまいりたいです。

 

 

名所旧跡  グロマコン 経営コンサルタントへの道

 

 

■■ 福島県福島市 温泉と果物の街

 

   https://www.city.fukushima.fukushima.jp/

■ 地理


 福島市は、福島県の北東部に位置し、猪苗代湖から北東へ約50km、東京から北へ約260kmのところに位置しています。

 福島県中通りの北部に位置する市で、県庁所在地であり、中核市に指定されています。

 西側の奥羽山脈と東側の阿武隈高地に挟まれた福島盆地の南西部分とその周辺の山岳・丘陵地域が主な市域です。市内からは西に吾妻連峰を、南西に安達太良山を仰ぐことができます。

 北流する阿武隈川を中心に福島盆地を形成していていて、奥羽山脈を源とする摺上川、松川、荒川等がそれぞれ市西部に扇状地をつくりながら東流し阿武隈川に注いでいます。

 福島市日本海側と太平洋側の中間の気候であり、夏と冬で気温差の激しい盆地特有の内陸性気候の特徴を示しています。

■ 歴史
 

 江戸時代以前より、福島城(杉妻城、大仏城)の城下町として町並みを形成してきました。福島藩時代には、幕府直轄領、本多家(徳川四天王本多忠勝の一族)、堀田家(老中を多く輩出した家)と藩主が変わりました。

 江戸中期になると徳川将軍家との関係が深い重昌流板倉家が治めることになり、福島藩会津藩に次ぐ石高を有しました。

■ 産業
 

 明治以降の福島は蚕種、生糸、織物の集散地として栄え、日本銀行の支店を函館に続き東日本で2番目(全国7番目)に開設しました。

 1990年代には、東北新幹線山形新幹線が福島駅で分岐することになり、また2020年代には東北自動車道東北中央自動車道が交わるという、交通の要所でもあります。

 第一次産業の面では、福島県内第1位の農業産出額です。特に全国有数の収穫量を誇る桃をはじめ、梨など果樹の栽培が盛んで「果物王国」の異名を持っています。

 観光の面では山の名所が点在し、個性ある温泉街を複数抱えています。東北地方唯一のJRA福島競馬場を有し、経済面で寄与しています。

 日本一の大きいわらじを担ぐ祭事の信夫三山暁まいり(わらじまつり)が有名です。

 山の名所としては、国立公園にも指定を受けている浄土平から福島のシンボルともいえる吾妻小富士のお鉢巡りがあります。市街地からほど近くで福島盆地を見渡せる信夫山や、花見の名所でもあり「福島に桃源郷あり」とも唄われる花見山公園もあります。

 福島市内に代表的な温泉街が3か所あります。その代表が、ヤマトタケルが残る古い歴史を有する古湯である飯坂温泉です。また、全国有数の高濃度硫黄泉で知られる高湯温泉、伝統工芸品のこけし発祥地として有名な土湯温泉があります。

 令和初期の時点で福島市で唯一の名誉市民であり、昭和時代に数多くの行進曲、応援歌、校歌を手掛けた作曲家である古関裕而の出身地としても知られています。

 

■ アクセス

 

東北新幹線】東京から:1時間32分 仙台から:25分
山形新幹線】山形から:1時間

東北自動車道】浦和ICから福島西ICまで:3時間

 

■ 飯坂温泉 奥州三名湯の一つ

     https://iizaka.com/

 

 飯坂温泉は、奥羽(東北)地方有数の古湯であり、古くは「鯖湖の湯」と呼ばれました。鳴子・秋保とともに「奥州三名湯」に数えられています。

 その歴史をたどりますと、すでに2世紀頃には日本武尊が東征の折に、また、1689年には、俳聖・松尾芭蕉が、奥の細道の途中に立ち寄ったと伝わる歴史と伝統のある温泉地です。

■ 飯坂温泉へのアクセス
 

 福島市内から、福島電鉄飯坂線に20分強乗り、終点の飯坂温泉駅で下車します。東京駅から東北新幹線を利用した場合でも、乗り換え1回で到着です。スムーズな乗り継ぎですと、2時間半程のアクセスの良さも特徴の一つです。

 車では、福島市内から約20分、東北自動車道福島飯坂インターチェンジから約15分と、車でも便利です。

 

■ 飯坂温泉街観光

 

 飯坂温泉といいますと、知名度は結構高いですが、温泉街は、それほど広くはありません。花ももの里や医王寺など、温泉街から少々離れた場所を覗けば、徒歩で充分に回りきれます。

 健脚な方はレンタサイクルを利用するという方法も考えられます。飯“坂”温泉は地名の通り、坂の多い街ですが、電動アシスト自転車もありますので、体力にあまり自信がないひとでも、なんとかなるかもしれません。

 逆に、脚に自信のない方は、温泉街がそれほど広くはありませんので、点と点をタクシーで結ぶという方法も良いでしょう。

 


 

飯坂温泉駅

 

 飯坂温泉へは、JR福島駅から福島交通飯坂線「いい電」で約25分で到着します。電車の本数は多くありませんので、時刻表で確認しておきますと待ち時間を抑えることができます。

 ラッシュ時以外は、二両編成など短い編成の電車が単線を走ります。車窓からはレトロな駅舎や民家の玄関に直接繋がるかのような、遮断機のない踏切も見られるほど、沿線住民には身近な交通手段です。

 車窓からは、田園や桜並木などが見え、都会ではなかなか見ることのできない風景の中を駆け抜けていきます。

 医王寺など沿線の場所にもよりたいという人には、「1日フリー乗車券」がお薦めです。同行する子供の運賃が含まれている切符もあります。入浴券とセットになっている乗車券や観光地の一部がセットになっているものもあります。目的に応じて、どの様な切符が良いのかを検討することをお薦めします。
 

飯坂温泉駅前広場・観光協会

 飯坂温泉駅前広場では、松尾芭蕉銅像がお出迎えをしてくれます。温泉街の中にのも、芭蕉ゆかりの史跡が点在しています。

 あまり大きな温泉街ではありませんが、駅前広場前の交差点にはす向かいにある観光協会で、飯坂温泉の地図をいただくとよろしいでしょう。
 

十網橋 とつなばし


 飯坂温泉駅に着くと、まず眼に入るのが、阿武隈川の支流の一つ、摺上川にかかる十綱橋とその下流にある堰です。十綱橋は、大正4年に建設された日本最古級の鋼製アーチ橋で飯坂温泉のシンボル的な存在です。

 十綱橋完成前には、10本の鉄線で支えられた吊り橋が架かっていました。それが、十綱橋命名の原点だそうです。

 

飯坂温泉駅前広場に立つ松尾芭蕉

奥が十綱橋(とつなばし)

 

鯖湖湯・鯖子神社・足湯

 

 飯坂温泉には、複数の共同浴場があります。飯坂温泉のシンボルともいえる「鯖湖湯(さばこゆ)」が、駅を起点に徒歩で10分も行かないところにあります。明治時代の造りを再現した外観は、一見の価値があります。脱衣所と浴場に仕切り扉がない内観も、昔ながらの湯治場の雰囲気が抜群で趣があると言われています。

 ここ鯖湖湯は、松尾芭蕉が入浴したとも伝えられ、また飯坂温泉の発祥の地でもあります。

 ただし、源泉の温度は51度で、浴槽の平均湯温は46~47度あります。ちょっと無理かなという人は、隣にあります「あ-しあわせの湯」という足湯がお薦めです。

 足湯のすぐ隣には鯖湖神社があり、飯坂温泉発祥の地碑も建っています。
 

 

左:鯖湖湯 右:鯖子神社・足湯

 

旧堀切邸

 旧堀切邸は、江戸時代から続いていた豪農・豪商の旧家です。

 県内最古の土蔵であります「十間蔵」をはじめ、歴史的価値の高い建物が無料開放されていて、間近で見学することができます。

 邸内には源泉掛け流しの「足湯・手湯」もあり、リラックスしながらのんびり美しい庭園を眺めることができます。

 主屋に隣接する「新蔵」「中の蔵」「道具蔵」には展示スペースもあり、文化伝承の場となっています。

 また、邸内には車いすのかたも利用できる「足湯・手湯」があり、源泉掛け流しの温泉でリラックスしながら、美しい庭園を眺めることができる憩いの場所となっています。

 他にも、年間を通して色々なイベントが開催されているので、是非チェックしてみてください。
 

 

旧堀切邸 表門

 

波来湯 はこゆ

 温泉街をぐるりと回り、駅の方向に向かって歩き出しますと、神社仏閣風の和風の外観をした、ユニークな建物が見えてきました。平成23年(2011年)に改築されました。

 共同浴場の「波来湯(はこゆ)」です。飯坂温泉駅からは、5分足らずで来ることができます。

 波来湯は、開湯以来1,200年もの歴史があるとされています。おおよその開業年代が分かる共同浴場としては、飯坂温泉最古の共同浴場といっても過言ではないでしょう。

 熱めの湯が特徴的な飯坂温泉ですが、ここは飯坂ならではの45度くらいの源泉掛け流しの熱い湯と、適温に調整された42度くらいの温かい湯の2つの湯船があります。

 他の共同浴場で熱いお湯に挑戦したけど、熱過ぎて入れないという人でも、ここなら入ることができるでしょう。浴室は、地下1階にあり、摺上川(すりかみがわ)の流れる音を聴きなから温泉を楽しめます。

 波来湯の隣には波来湯公園もあり、波来薬師や乙和の清水といった史跡の他、足湯もできます。
 

 

共同浴場 波来湯

 

花ももの里
  https://iizaka.com/join/hanamomonosato/

飯坂温泉花ももの里』は、元宇都宮大学農学部教授・吉田雅夫氏の指導により、同大学との共同研究として、平成15年秋に市有地を借り受けたのが、開園の契機です。

 吉田氏が世界中から集めた40品種を、40アールの敷地に約200本植栽し、平成19年にオープンしました。

 令和4年3月現在、敷地80アール、花桃の本数約300本にまで規模が拡大しました。

 いろいろな樹姿や色、花弁をしたももの樹があります。
 

 

 

医王寺 いおうじ
   https://www.iou-ji.or.jp/

 医王寺(醫王寺:いおうじ)は、山号を瑠璃光山といい、薬師如来の別称であります「医王」を寺号としています。

 飯坂温泉駅から2つ福島駅よりの無人駅です。駅からは、ほぼ一直線で、20分ほど歩きますと医王寺の道しるべを右折してすぐのところにあります。

 平安時代天長三年(八二六)に開基されました。奈良県長谷寺を総本山とする真言宗豊山派の寺院です。弘法大師をおまつりし、古くより鯖野薬師と呼ばれ親しまれています。

 奥州藤原氏の一門であり、飯坂をおさめていた佐藤一族の菩提寺でもあります。奥州三十三観音特別霊場にもなっています。

 医王寺境内には、弘法大師空海)御作の薬師如来をまつった本堂や薬師堂をはじめ、松尾芭蕉の句碑、また平安時代末の信夫荘司佐藤基治公、乙和御前、佐藤継信・忠信兄弟の墓石や、源義経武蔵坊弁慶佐藤継信・忠信兄弟にまつわる寺宝などもあります。奥の院薬師堂には、薬師如来がお祀りされています。

 福島市飯坂町に温泉を発見した鯖湖親王を祭るお宮があったので、このあたりの地域名が鯖野になりました。この薬師如来は、「鯖野の薬師様」と呼ばれ、古くから数多くの人々の信仰を集めているそうです。
 

 

 

 

 私は、温泉旅館で一泊しましたが、福島駅から日帰りでも楽しむことができます。ただし、飯坂温泉を訪れたら欠かすことができないのが、温泉街からはちょっと離れていますが、医王寺や花ももの里なども訪れることをお薦めします。こちらも回るには、是非、飯坂温泉に一泊して、温泉も楽しんでほしいです。

 時間的に無理な方は、鯖湖湯など、温泉街に数カ所あります日帰り温泉に浸かって日頃の疲れを癒やしていただきたいと思います。

 

■ カシャリ! ひとり旅