【カシャリ!ひとり旅】 秋田県仙北市角館 桜と武家屋敷 武家屋敷通りのご紹介
若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間か、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。
旅は、時間に追われる現実からの開放、明日への糧となります。
写真は、自分の記録であるとともに、お節介焼き精神から、他の人に情報提供も兼ねてとり続けてきました。
何を思って撮影したのだろうか? 自分も行ってみたい・・・
他の人に、そう思っていただける写真を撮りたいと思って、ライフワークとして、続けられるだけ続けてまいりたいです。
角館(かくのだて)
https://tazawako-kakunodate.com/ja/
角館は、秋田県南部にある仙北市の地名のひとつです。城下町として発展してきて、仙北市および国の「重要伝統的建造物群保存地区」です。現在も藩政時代の地割が踏襲され、武家屋敷等の建造物が数多く残されており、「みちのくの小京都」とも呼ばれています。
角館は、桜の名所として知られています。武家地のシダレザクラが「角館のシダレザクラ」として国の天然記念物に、また、檜木内川左岸堤防の桜並木は「檜木内川堤」として国の名勝に指定されています。また、「桧木内川堤・武家屋敷」として日本さくら名所100選にも選ばれているほどです。
シダレザクラは、角館北家2代目佐竹義明の妻が嫁入り道具の一つとして持ってきたのが始まりとされ、樹齢300年以上の老樹など約400本が古い町並みの中に立ち並んでいます。
また、檜木内川堤のソメイヨシノは、1934年(昭和9年)に、当時の皇太子(明仁上皇)の誕生を祝って植えられたもので、約2キロメートルにわたる桜のトンネルが形作られています。
角館の、桜の見頃時期は、ゴールデンウィークと重なっていることもあって、全国から多くの観光客を集めてきました。 しかし、近年は桜の開花時期が早まっていて、観光客の減少が懸念されています。
■ アクセス
新幹線利用
東京駅 → 角館駅(約3時間12分)
新大阪駅 →(東海道新幹線)→ 東京 →(秋田新幹線)→ 角館駅(約6時間)
仙台駅 → 角館駅(約1時間29分)
かつての角館城の武家町(内町)を南北方向につらぬく武家屋敷通りに面して、石黒家、青柳家をはじめ、多くの武家屋敷が現存しています。北に上級家臣の屋敷があり、道路に面して「馬つなぎの石」などの遺構が残っています。
NHK連続テレビ小説「雲のじゅうたん」、映画「隠し剣鬼の爪」「たそがれ清兵衛」などのロケ地でもありました。
■■ 角館 街の外れを行く 桜と武家屋敷 武家屋敷通り ■■
西宮家
西宮家の広い敷地内には、角館町の町並みの特長のひとつでもある古木、巨木が多く生えており、歴史の長さを物語っています。大正ロマンの雰囲気が全体に漂っています。
営業時間 午前10時~午後5時(年中無休)
角館町田町上丁11-1 西宮家:0187-52-2438
ホームページ http://nishinomiyake.jp/
天正8年、常陸国青柳和泉守より約350年にわたって続く、角館を代表する武家屋敷のひとつです。
約3000坪の屋敷は、樅(もみ)・しだれ桜・松などの木々があり、あたかも植物園のように草木に覆われています。6つの資料館が建っていて、訪れた人に伝わる農機具や武具、解体新書などの資料などが5万点も展示されています。
万延元年(1860年)建立の薬医門から入場し、安永2年に建造された母屋を通って見学できます。
武家屋敷 石黒家(市指定史跡)
石黒家は、佐竹北家の用人を勤めた家柄で、家伝によりますと、嘉永6年(1853年)に現在地に移転しました。
薬医門には、文化6年(1809年)日付の矢板があり、門を入ると起り破風に懸魚のついた正玄関と脇玄関があります。母屋は萱葺で、庭に築山、巨石、樅の大木、東屋があり、武士の格式を示しながら、簡素なたたずまいを呈しています。道路面にはのぞき窓を付けた黒板塀がめぐり現存する武家住宅の中でも最も古いものです。
【カシャリ! ひとり旅】 武家屋敷通り
伝承館など、いろいろな施設もあります。
伝統をつなぐお店や工場もあります。
武家屋敷を下記でご紹介していますのでお楽しみ下さい。