弘源寺は、
臨済宗天龍寺の
塔頭の一つです。 永享元年(1429)
室町幕府の
管領であった
細川持之が、
天龍寺の開山である夢窓
国師の法孫にあたる玉岫禅師を開山に迎え創建しました。持之の
院号を基に「弘源寺」としました。
細川家は
清和源氏の流れを受けています。開基持之は、足利家より分家した細川家9代です。創建当時は、小倉山の麓、
二尊院の隣にあり龜山までが寺領でした。何度も火災に遭って今日に至っています。
天龍寺の山門をくぐると、右手にあります。宝厳院とともに特別拝観のセット券で参拝しました。