keieishi17’s diary

40年余の経営コンサルタント経験から語る

■■■ 日本で最初

 
われわれ経営コンサルタントは、毎日訪問先が異なります。以前は、自動車で移動をしていましたが、時間が不安定であることと、移動時間中にできることが限られてしまうことが多いので、最近は公共交通機関を使うのが当たり前になって来ました。
 
1980年代にラップトップパソコンが市販されるようになってからというのは、思い思いをしながらそれを持ち歩いていました。東芝ダイナブックを出してからは鞄の中に入る便利さを喜びました。
 
その時にソフトバンク様から、ダイナブックの解説書を書いてくれないかという話が持ち込まれ、ソフトバンク様から何冊目かの本を執筆することになりました。
 
初代ダイナブックというのは、ハードディスクはなく、フロッピー・ディスク装置が1基搭載されているに過ぎませんでした。そのために使い方が慣れないと使えないパソコン、ただの箱に過ぎなかったのです。
 
当時のソフトバンク様は、まだ中小企業で、孫正義社長もお若く、その上、気さくな性格もあり、上記の本を売れる本にするためにアイディアを出し合いました。その時に決まったのが「フロッピー・ディスクに試用アプリケーションをつけた書籍」にしようということです。この本こそが、日本で最初にデジタルメディア付きの書籍なのです。