下学上達(かがくじょうたつ)
身近に起こっている日常のことに注意を払い、そこからいろいろなことを学び取ることから始めて、それに関連づけて次第に深いところまで突っ込んで行き、自分の知識を深め、学問の奥義にまで到達できるように努力し続けるという意味に解釈しています。

経営士・コンサルタントというのは、日進月歩、分進秒歩といわれる今日では、溢れる情報から必要なものを抽出する「アンテナ感度」の良さが求められます。それも平素の地道な努力なしには実現できず、プロになりきれない中途半端なコンサルタントで終わってしまいかねません。
下学上達には、基礎の大切さもうたわれていると思います。はじめは浅くても良いですから、経営士・コンサルタントに必要な、広い基礎知識や技術を身につけましょう。それをやがては伸ばし、それが自分の専門の柱に成長します。