1960年12月27日は、池田勇人首相が所得倍増計画を発表した日であると、ラジオが報じていました。10年間で国民総生産を倍増させることを目標に掲げた長期経済計画でした。戦後日本の発展は、これが契機であったと言っても過言ではありません。
先般、管内閣より来年度の予算が発表されました。税収より国債の方が金額が大きいとは、民主党に政権をゆだねようと考えた人は誰しも考えなかったことではないでしょうか。もっとも、自民党が政権を維持していたとしても大差ないという見方もできます。
日本の借金体質を健全化できるスーパーマンが出てきてくれればと他人事のように考え、願うだけではいけないと思いつつも、目先の自分の仕事に追われながら、今年もあと5日を切ってしまいました。