keieishi17’s diary

40年余の経営コンサルタント経験から語る

■■■ 2011/01/15(土)経営士・コンサルタント日記 プロフェッショナリズム

1月15日(土)
 
今日明日の二日間、大学入試センター試験というニュースが流れていました。寒い中大変でしょうが、人生の一時期に体験するマイルストーン(里程)の一つと言えます。一方で、半数の高校生が進学するという風潮はそれでよいのでしょうか?
 
経営士・コンサルタントとして活躍している人の中には、大学院はおろか、大学を卒業していない先生も結構います。プロフェッショナリズムの世界だけに、有名大学を卒業するよりは、現場をよく知り、グローバルな視点でコンサルティングできる先生こそ、企業が求める経営士・コンサルタントではないでしょうか。
 
しかり、グローバルというのは、「海外を見て」という意味もありますが、世の中の変化を適切に捉え、「境目がない市場」という視点を忘れてはいけないと考えています。「業界」に固執するのではなく、隣接業界や関連業界、時には異業種からの参入も視野においた経営が必要です。
 
企業内だけで、自己満足しながらやるのではなく、外の空気を取り入れる、積極策をとらないと、グローバルな経営視点を持つことは難しいでしょう。経営者自身が変革することを、自分一人で意識するだけではなく、外部人材の活用も常に意識すべきと考えています。
 
今日は、(特)日本経営士協会の横浜経営支援センター主催のセミナーがあり、その後、東京・大田区の製造業コンサルティング研究会のセミナーにも顔を出しました。
 
前者では、「2011年を飛躍の年にするために!いま何をすべきか ~売上・利益アップのための取り組むべき5つのポイント~」というテーマで、損益分岐点を利用した、価格設定や戦略について、自分で数字を記入しながらのセミナーでした。
 
後者は、「製造小売業マーケティング理論を現場で使うにはどうしたらよいのか?」「信頼を勝ち取るための営業のポイント ~ こうすれば顧客を獲得できます」というテーマで、講師の経験に基づくおもしろい話でした。
 
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