keieishi17’s diary

40年余の経営コンサルタント経験から語る

■■■ 2011/01/16(日)経営士・コンサルタント日記 おしんと藪入り

1月16日(日) 薮入り(やぶいり)
 
今日は大学センター試験の二日目、北や日本海側の会場では雪で大変だったようです。雪で連想することの一つが、「おしん」ですが、この名前を知っている人は多いでしょう。奉公人の半生を描いた朝ドラで、中国を始めアジア各国でも人気番組でした。
 
藪入りには、正月十六日と盆の七月十六日にだけ親元に変えることが許されていました。幼いおしんには、それすらままならなかったのですが、大半の奉公人は親元に帰ることができたようです。中には郷里に帰らずにのんびりと休暇を楽しんだ人もいたのでしょう。
 
この日は閻魔様の縁日でもあり、藪入りで郷里に帰った人が閻魔堂にお参りに行く風習のある地域もありました。そもそも薮入りは、祖先を祭る大切な日が起源といわれているので、その風習も当然なのかもしれません。
 
今日でもお盆に帰省する人が多いのは、このような伝統的な風習のなごりです。しかし、私のように東京生まれの者にはそのご苦労は頭で理解するだけですが、交通渋滞の中の帰省は大変でしょう。
 
お盆の時期を始め、人様が移動する時期においてはできるだけ外に出ないようにしています。経営士・コンサルタントをしていて良いことは、スケジュールに多少自由が持てることでしょうか。そうはいっても、クライアント・顧問先のご都合ではままなりません。あるベテラン経営コンサルタントが、「われわれは芸者と同じだ」と言ってましたが、いまだにその意味がよく解りません。
 
終日、家族サービスと孫の相手でのんびりとしました。ところが、週末には仕事をしていることが多いので、何もしないでいるのが、何となく気が引けるのです。聞くところによると同じように、平日に仕事をしない時間があると、落ち着かないという経営士・コンサルタントが結構いるようです。職業病でしょうか?
 
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