keieishi17’s diary

40年余の経営コンサルタント経験から語る

■■ゴッホのひまわり 3月30日(水)経営士・コンサルタント日記

 
 テレビを見ていたら、被災地の多くの方々はパソコンを利用できる環境にないので、パソコンでの情報提供だけではなく、それを印刷して届けてはどうかという動きが始まったと報道されていました。現地のことを思いやったこのような動きは嬉しいですね。
 
 さて、1987年の今日、330日、安田火災会場がフィンセント・ファン・ゴッホの「ひまわり(15本の向日葵)」を53億円で落札し、世界の話題をさらいました。バブルの最中のことで、当時の日本は異常な熱にうなされていました。当時の後藤康男社長が、強引とも言えるような形で落札したニュースを覚えている人も多いのではないでしょうか。
 
 所蔵している東郷青児美術館のサイトによると「15本のひまわりが、黄色い壺に入っています。 眼のような赤い点を持つ一輪が核となって、豊かな花が広がり、11つが表情を持つ花達は、全体で生命の輝きをうたいあげています」と記されています。
 
 ゴッホのひまわりは精神破綻を来す前に、何枚も描かれています。私がその現物をはじめたのは、ニューヨークメトロポリタン美術館でのことです。その強烈な筆のタッチは、実物を見ないと感じ取れないですね。二十代半ばの私にはショックと言えるような感動を持ったことを記憶しています。
 
 その後、ボストン美術館フィラデルフィア美術館、アムステルダムゴッホ美術館、イギリスのナショナルギャラリー、パリのルーブルなど、数え切れないほど各国の美術館でゴッホの絵を見る機会に恵まれました。
 
 印象派を中心に見てきましたが、モネが好きな私はパリのオランジェリーの睡蓮はもちろんのこと、スイス・チューリッヒ美術館の地下にある睡蓮は大好きな絵画の一つです。美術専門家でない人の中では、美術館巡りの多い人間の一人ではないかと自負しています。といっても私の美術知識は、小学生より劣るかもしれません。
 
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