1970年代から経営コンサルタントをやっている経験から、独断と偏見でもって皆様からのご質問にお答えします。
【質問】
(特)日本経営士協会より経営士・経営士補の資格取得するのは難しいと聞いています。資格取得・入会審査に関する基本的な考えを教えてください。
【回答】
伝統的に資格取得・入会の難しい団体で、資格取得・入会試験の難しさと質の高さは、難関といわれる各種の国家試験と比べても、勝とも劣らない内容といわれています。
多くの資格試験が、大学の先生方に依頼して作問されるために、実務離れをした、記憶力に頼る試験が中心です。一方、日本経営士協会の資格取得・入会・昇格試験は、論理的で実務面を重視した思考力や表現力が試される試験といえます。
また、同協会の試験の特徴は、他の資格試験のように幅広い知識を求めるというよりは、特別な分野でキーワードだって優れた経験や能力をお持ちの方でも入会しやすいようにフレキシブルな配点になっています。
即ち、永年コンサルタントとして実績があるけど、今更難しい入会試験の準備をする暇もないという先生方でも入会しやすい道を開いているのです。この様な難しい試験のために何年も経営コンサルタントとしての仕事ができないというのは、社会的なロスと考えているからです。
【このコーナーの目的】
「経営コンサルタントって、一体何をやってくれるのですか?」と企業の経営者・管理職から訊かれることがあります。ガクッとしてしまいますが、われわれ経営コンサルタントが、平素きちんと説明をしたり、その仕事ぶりを見ていただいたりすることが少ないからと反省をしています。
また、これから経営コンサルタントを目指す人たちは、「中小企業診断士資格を取らないと経営コンサルタントにはなれない」「経営コンサルタントになるにはどうしたらよいのでしょうか」「高校生ですが、経営コンサルタントになるには大学のどの学部がよいでしょうか」等々いろいろな質問を受けます。
そのような質問にお答えして参りたいと思いますので、ご質問がありましたらお寄せください。
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