■■ パソコンの正しい引っ越しの仕方 3 パソコン初心の使いこなし術
夏モデルが出そろい、値下がりしたところで購入を検討している人も多いのではないでしょうか。前回、「パソコン初心の使いこなし術」シリーズで、初心者のためのパソコン選びを5回連載しました。
つい最近、モバイルパソコンを新機種に入れ替えましたので、その時の経験から初心者を対象に、新しく購入したパソコンの引っ越しの仕方について纏めてみました。
前回までに、下記についてお伝えしました。
1.新パソコンにアプリケーションをインストール
2.旧パソコンのデータのバックアップ
3.旧パソコンメールデータ転送準備
■旧パソコンに転送ツールを準備
転送ツールでの転送は、時間がかかり、なおかつ転送される情報が期待未満であることが多いので、パソコンに馴れている人は、新規にパソコンを購入したときの要領で、自分で手作業を行う方がよい場合があります。
旧パソコンに転送ツールがインストールされていない場合には、ダウンロードします。32ビット用と64ビット用ではアプリケーションが異なるので、必ず確認しておきましょう。マイコンピューターで、右クリックをし、プロパティを開くと、64ビットと記載されていれば64ビットOSです。その記載がない場合には32ビットと考えてください。
転送ツールを使っての転送には数時間かかることもありますので、ノ一トPCはアダプターを必ず接続してください。
転送には、ネットワークと使う方法と、ハードディスクやUSBメモリーなどを使う方法、専用のケーブル利用があります。データ量が大きいことが予想されるので、USBメモリー経由では容量不足となることがあります。
ネットワークが確立している場合には、ネットワーク経由が早くて、簡単です。しかし、ネットワークが確立していない場合には、初心者はハードディスク経由や専用ケーブルを利用することをお勧めします。
ネットワークに新旧両パソコンが接続されていることを確認し、旧パソコン側で「Windows転送ツール」を起動し、転送方法を指定します。ここでは「外付けハードディスクまたはUSBフラッシュドライブ」を選びます。
次の画面で「これは今までのコンピュータです」を選ぶと、ハードディスクにコピーが始まります。
「ネットワーク」経由を選んだ場合には、Windows転送ツールのキーが表示された状態で、キーをメモし、そのままにしておきます。
<続く> 次回掲載をお楽しみに
社長さんも、これからコンサルタントを目指す人も必見