■■ 経営コンサルタント独立起業 5つの要諦 第14回
5 経営士・コンサルタント事業計画書で自分の考えを固める
5-2 事業計画書の作成
事業計画書を書くことにより自分の考えを整理することもでき、自分自身に「やってやるぞ」と奮い立つ気持ちを起こさせることにもなります。一般的な事業計画書の作り方は、市販書籍を見るなどして作成してください。ここでは、経営士・コンサルタントに特化した形で要点のみを記載しておきます。
事業計画書には、すくなくても次のようなことを記載しましょう。
① 屋号・商号
② 本店所在地
③ 経営理念・事業内容・ドメイン
④ 取引金融機関
⑤ 収支計画値
では、事業計画書は、上述の目的以外でどのようなときに使うのでしょうか?事業計画書とは異なりますが、見込みのクライアント・顧問先に自分を説明するときの会社案内を作成するときに、資料毎にブレがないようにする時の基本資料です。すなわち、事業計画書が、自分のビジネスの物差しとしていろいろな局面で活きてきます。
事業計画書を作成する、最も大きなメリットは、事業計画書を作成した自分が大きな変化をすることのように考えています。自分で作った事業計画書でありながら、自身を奮い立たせることを発見するのです。
次号「最終回 まとめ」に続きますのでお楽しみにしてください。