keieishi17’s diary

40年余の経営コンサルタント経験から語る

■■【日本経済の読み方】 TPP 聖域なき関税撤廃はできるのか? 近況のエッセンスをコンパクトにまとめました

■■【日本経済の読み方】 TPP 聖域なき関税撤廃はできるのか? 近況のエッセンスをコンパクトにまとめました
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◆ 聖域なき関税撤廃はできるのか? 2013/02/23
 オバマ大統領と初めての日米首脳会談に安倍首相が臨んでいます。TPP(環太平洋パートナーシップ協定)や日米同盟の強化などについて、その結論はどうなるのでしょうか。
 聖域なき関税撤廃について、オバマ大統領がどのような対応をするのでしょうか?
 茂木経済産業大臣は、TPP(環太平洋パートナーシップ協定)について、日米首脳会談で焦点の1つとなっているTPPへの交渉参加問題について「会談を通じて事務レベルでは乗り越えられなかった問題について意見交換が行われると思う。安倍総理大臣は、TPPは聖域なき関税撤廃を前提とするのかどうか、はっきり確認してくれると思う」と述べました。
 アメリカ側は、「聖域なき関税撤廃」がTPPの基本ですので、これをゆずってはこれまでの協議を否定することに繋がりますので、まず受け入れないでしょう。一方で、中国問題、東アジア重視政策という観点では、日米同盟の強化が不可欠という面も持っています。
 おそらく会見後の発表では、日米の言うことに違いがあるはずです。すなわち、アメリカは「聖域なき関税撤廃で合意できた」と発表し、安倍総理は「日本側の言い分が通った」というような発表になると思います。
 これは、過去において、日米だけではなく日中韓の話し合いなどで、両者の主張が会わないときに使う常套手段だからです。


◆ 海底レアアース開発が始動 2013/02/21
 東京大学の研究で日本の排他的経済水域である南鳥島沖の海底には、ハイテク製品に欠かせないレアアースが大量に眠っていることが報じられました。
 海底のレアアースを資源として開発できるか検討するために資源工学の専門家や国の担当者など30人余りで構成された勉強会が発足しました。経済産業省の調査・研究計画の策定に生かされることになります。
 資源探査衛星を持っていることもあり、日本の技術をもってすれば、海底資源にもっと早く取り組むべきです。
 レアアースだけではなく、ハイドレート採掘でエネルギー資源大国になれる可能性もあるのですから、政府は本腰を入れるべきです。


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