keieishi17’s diary

40年余の経営コンサルタント経験から語る

■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】 九月二四日 スペシャルマシン社

■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】 九月二四日 スペシャルマシン社

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 【小説・経営コンサルタント竹根の起業日記】は、10年のサラリーマン生活をしてきた竹根好助35歳の経営コンサルタントとしての独立起業日記です。
 これから経営コンサルタントとして独立起業しようと考えている人の参考となることを願い、経営コンサルタントとしての実践を経験的に語るつもりです。

http://www.glomaconj.com/graphics/iconbook.gif 経営コンサルタント起業日記を読むポイント

 日記の主であります私(竹根)は、35歳の商社マンです。産業機械部第一課課長、2013年4月1日に経営コンサルタントという職業に関心を持ちました。
 最近、部長とぶつかることが多い竹根である。商社の限界を感じたり、経営コンサルティング業による社会貢献のすばらしさがわかってきたり、ついにはヘッドハンターからコンタクトがあったりと揺れ動く竹根。サラリーマンを辞めるのでしょうか、それとも、別な道があるのでしょうか。
 毎日20時30分頃発信しています。ただし、一部は翌朝の発行となることもあります。

【 注 】
 ここに記載されていることは実在の企業とは何ら関係ありません。

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http://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/240.gif 九月二四日 スペシャルマシン社

 八月十八日に訪問した銀座の工作機械専門商社のスペシャルマシン社とのアポイントがあり、訪問した。多少の取引はあるが、同社の新製品について、うちの部長が何も対応をしてくれないと行ってきてから一ヶ月以上が経つ。

 こちらとしては、新製品の取り扱いについて返事を持って行くべきではあるが、部長決裁がおりない取引を課長である私が進めるわけにはいかない。頭を下げるだけであると思っての訪問である。

 受付には、以前訪問したときに応対してくれた女性事務員がいて、私の顔を覚えてくれていた。

 いきなり社長室に通されて、四方山話をしていると、技術部長という人が来て名刺交換をした。刷増ではないのが気に掛かったが、そのまま下がらず、応接室に誘われた。そこには二人の若い社員とテーブルの上になにやら箱状の、十センチ四方の器械らしきものが置いてあった。

 技術部長が、その器械の説明と実演を始めた。光ケーブルを半自動的に繋げる器械だそうである。光ケーブルを室内に敷くときに、ケーブルとケーブルをつなぎ合わせる作業が時々発生するという。すでに敷設された室内ケーブルが切れてしまって、それを繋ぐこともしばしばあるという。

 屋外の作業用としては、大型な機械が必要であるが、室内では細いケーブルであり。それを繋げることは至難の業であるらしい。それを簡単に接続できると言うことで世の中にはない画期的な商品だという。特許も取れ、いよいよ製品化した、販路開拓をするつもりであるが、資金繰りが厳しく、販路開拓と言うより、資金提供してくれ、販路開拓にも繋がるような会社を探しているという。

 その一つがわが社である。他社で乗り気の会社もあるが、特許毎売ることが条件で、スペシャルマシン社の自社製品としての販売方針にそぐわないという。

 資料をもらって帰社、その足で部長のところに行って話を始めた。単品で、たの商品・サービスラインと合わない、市場性がわからない、等々、ノーの答えを並べるばかりである。

 やはり、商社の限界か。


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