keieishi17’s diary

40年余の経営コンサルタント経験から語る

■■【経営コンサルタントのトンボの目】 生まれ変わった大阪・道頓堀のシンボル

■■【経営コンサルタントのトンボの目 生まれ変わった大阪・道頓堀のシンボル
  経営コンサルタント事務所
  B・M・S・21代表 山本 修 先生
  日本経営士協会 理事 関西支部

 山本先生は、美容サロンを独立開業され、その経験を元にサロン経営者に「商品管理」「顧客管理」「計数管理」を提案し、サロン経営の生産性向上に成果を上げてこられました。近年は中小企業のコンサルタントとしてもご活躍中です。

 また「日本経営士協会 関西支部長」として活躍されておられます。

 筆者詳細情報 http://www.jmca.or.jp/meibo/pd/0060.htm



◆  生まれ変わった大阪・道頓堀のシンボル  ◆

      ~ 江崎グリコ電光掲示板 ~



 大阪道頓堀と言えば、「くいだおれ太郎」「かに道楽の蟹」「グリコ」の看板

は3大名物である。

 大阪の人なら一度は目にしたことがあると思われる、大阪道頓堀のシンボルと

して親しまれてきた江崎グリコの電光看板が、10月23日リニューアルした。

昭和10年に登場した初代から数えて6代目になるという。



 筆者は、60年前初めて大阪に来た時に、従兄弟が道頓堀に案内してくれて、

「戎橋」の上から見上げたのが初めてであった。何代目の看板であったのかは知

らないが、等身大のランナーの看板を見たときに、従兄弟が「これを見ないと大

阪に来たとは言えない」と自慢げに言ったことを今でも鮮明に覚えている。




■ 6代目の制作と5代目の引退



 6月26日、5代目の引退カウントダウン企画では、2大スターが共演した。

名物人形の「くいだおれ太郎」と「5代目」が記念撮影で話題を呼び、グリコの

看板リニューアルは、もはや大阪全体の関心事となった感がある。

 その後何度かリニューアルして代替わりしたことと思われるが、大きなニュー

スにはならず、自分の記憶には残っていない。



 新しい6代目は、日本の研究者3氏に決まった今年のノーベル物理学賞でも話

題となった発光ダイオード(LED)約14万個を使用し、ランナーをはじめ、

周りの景色も、変幻自在の映像が流せるのが特徴であると言う。



 6代目の制作は着々と進行し、ランナーを配した基本構図が完成すると、7月

24日には、広島市内で点灯試験が行われた。

 8月17日、5代目の引退の日である。午後10時に看板の全てのライトが消

え、通行人らは一様に声を上げて驚いていたと言う。看板の裏で手動で消灯した

グリコ広告部の鈴木さんは「緊張したが、多くの人達の別れを惜しむ声を聞いて

感動した」と言っていたという。




■ リニューアル工事と6代目のお披露目



 消灯直後からリニューアル工事に入ったが、8月25日には“代走”として女

優の綾瀬はるかさんをプリントした工事幕が登場し、観光客らを飽きさせない仕

掛けであった。

 その裏で5代目は解体されひっそりと取り外された。工事の足場は、工事幕と

看板のわずかな隙間に限られ、作業には細心の注意が求められる工事であったと

言われる。 



 6代目の取り付けは、9月下旬にスタートし、10月1日には、いよいよラン

ナーの顔の部分が設置された。台風の影響により、工事幕を外すハプニングもあ

ったが、10月23日ようやくお披露目。  

 代走を務めた綾瀬はるかさんらが点灯スイッチを押すと、色鮮やかな映像が流

れ、音楽に合わせてランナーが手拍子するなど、大阪の新しいシンボルが“ド派

手”なデビューを飾ったのである。



参考資料 産経新聞より


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