keieishi17’s diary

40年余の経営コンサルタント経験から語る

■■杉浦日向子の江戸塾 10- 江戸情緒に学ぶ 江戸っ子は手料理で女性を口説く

■■杉浦日向子の江戸塾 10- 江戸情緒に学ぶ 江戸っ子は手料理で女性を口説く 
 江戸のエコや風俗習慣などから、現代人は、エコという観点に絞っても学ぶところが多いと思っています。杉浦日向子の江戸塾から学ぶところは多く、話のネタとなります。エッセイ風というと大げさになりますが、独断と偏見で紹介してみたいと思います。
 私がはじめて杉浦日向子女史を知ったのは、「お江戸でござる」というNHKの番組でした。お酒が好きで、飾らない人柄、江戸時代に生きていたかのような話しぶり、そこから江戸のことを知ると、われわれ現代人に反省の機会が増えるような気がします。
 杉浦日向子の江戸塾」という新しいカテゴリーを作りましたので、一層ブログのバックナンバーが見やすくなりました。
 
■ 江戸っ子は手料理で女性を口説く 
 
 江戸っ子の男は手料理を作って女性を口説いたようです。自分でそばを打ってそばを振る舞うのがベストな方法でした。
 
 二八そばが多かったようで、そば粉八に対し、つなぎとしての小麦粉が二の割合でした。
 それを薬味と共に食べたわけですが、江戸っ子は、そばにネギを入れないで、陳皮や大根おろし、七味唐辛子で食べました。
 
 陳皮というのはみかんの皮を干したもので、今日でもネットの袋に入れて陳皮を作っている人がいますね。
 陳皮は薬味として使うだけではなく、風呂に入れて入浴剤に使ったり、消臭剤として燃したりします。
 
 江戸のそば屋は、今日でいうとパブのような存在だったようです。
 そば屋では今日のような面ではなく、「そばがき」だったのです。
 
 いきなりそばがきで食べるようになったのではなく、時代を遡ると「そば実雑炊」というのがあって、そばの実のままをゆでます。
 実がそのままですから殻がついたままで、ゆでると、殻だけがはじけて浮いてきます。
 それをあくと一緒にすくって捨て、味つけをしました。
 
 時代が少し下ると、「そばがき」が誕生しました。
 その後、そば粉を練って、つみれのように団子状にして、鍋で煮込むようになりました。
 そば粉を練ることから発展したのが今日のような麺状のそばです。
 練った物を板の上で延ばし、短冊状に細く切って食べるようになったのは江戸時代中期です。
 
 そばと言っても、今日のようなそばになるまでは長い道のりを経てきたのですね。
 杉浦日向子の江戸塾 バックナンバー 
◆ 心で経営 論語菜根譚をもとに経営者のあるべき姿を説く
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 【心de経営】シリーズは、「経営は心deするもの」という意味になります。それとともにフランス語の前置詞であります「de(英語のof)」を活かしますと、「経営の心」すなわち、経営管理として、あるいは経営コンサルタントとして、企業経営をどの様にすべきか、経営の真髄を、筆者の体験を通じて、毎月新しいブログを発信いたします。

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【筆者紹介】 特定非営利活動法人日本経営士協会 藤原 久子

 北海道札幌市出身、20年間の専業主婦を経て、会計事務所に約4年半勤務。その後平成元年7月に財務の記帳代行業務並びに経理事務員の人材派遣業の会社を設立し、代表取締役として現在に至る。従業員満足顧客満足・地域貢献企業を目指し、企業の永続的発展を願う。
 平成22年には横浜型地域貢献企業の最上位を受賞、続いてグッドバランスの受賞により、新聞、雑誌の掲載をはじめ、ラジオやWebTV(日本の社長100・神奈川県社長t v)に出演したりして、各種メディアで紹介されている。

自社の経営に当たりまして、何かと忙しい経営者に安心して事業に専念してほしいとの想いと、そして忙しい経営者に、私たちからは「もっと心の通いあうサービス提供を」という原点を忘れてはならないと常に考えております。また、「顧客第一主義」と「企業は人なり」の精神を揺るぎないものとして持ち続けることも大切です。
その信念に「学び」をプラスして更なる人間的魅力を形成してはじめて、従業員やお客様から信頼されるのです。そのためにも、まず自分自身を磨くことが大切です。
人にはそれぞれ自分なりの生き方があります。経営者様をはじめ、これから経営者として歩み始めるみなさまや経営コンサルタント・士業の気づきや学ぶ機会になれば、これほどに嬉しいことはございません。

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